コラム|産婦人科|新百合ヶ丘総合病院
産婦人科コラム一覧
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リプロダクションセンター「音楽は不妊治療の不安や痛みを和らげる」
不妊治療は体だけでなく心にも大きな負担がかかります。採卵などの場面では痛みや不安を感じる方も多く、「少しでもリラックスできる方法はないか」と思われるのではないでしょうか。
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リプロダクションセンター「葉酸と妊娠について」
大事な栄養素である葉酸について、妊娠を考えている方で興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。ビタミンB群に分類される葉酸。葉酸を補充することで、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させることが期待できると考えられています。
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リプロダクションセンター「先進医療『膜構造を用いた生理的精子選択術:ZyMōt(ザイモート)』が採用されました!」
近年、受精後の胚の発育や生児獲得には卵子だけでなく精子の関与も報告されてきています。その要因の一つに精子DNAのダメージが考えられています
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リプロダクションセンター「猫とトキソプラズマ感染のお話」
妊娠中に猫が危険と言われている理由は、トキソプラズマという感染症によります。妊娠中の初感染は先天性トキソプラズマ症の発症につながり、日本での発生率は10000出生あたり1.26人とされています。
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リプロダクションセンター「精液検査所見は変動する!」
不妊症カップルの約半数は男性に原因があると言われています。男性不妊症の検査のひとつに「精液検査」があります。最も一般的で最も重要な検査になります。WHO(世界保健機関)が2021年に発表した基準値が下の図になります。
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リプロダクションセンター「子宮内膜ポリープと妊娠への影響」
不妊治療を進める中で、「子宮内膜ポリープがある」と診断された方もいらっしゃるのではないでしょうか?子宮内膜ポリープは、子宮内膜にできる良性の突起状の病変ですが、妊娠に影響を与えることがあるため、治療方針を決める際に慎重な判断が必要です。
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リプロダクションセンター「CD138検査について」
皆さんに当院での不妊治療について知っていただくために始めましたこのコラムも、今回で10回目となりました。この度、当院では新たにCD138検査が可能になりました。
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リプロダクションセンター「着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)を受けられる方が増えております」
開院からリプロダクションを担当しております医師の田島です。培養士の秋元がPGT-Aについて分かりやすくコラムを書いてくれていますので、私からはその歴史と現状について少しお話したいと思います。
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月経前のその症状、正体はPMS!?
月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)を知っていますか?月経前にいつもの自分ではないようなこころやからだの不調に悩まされていませんか? それはPMSかもしれません。
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リプロダクションセンター「人為的卵子活性化処理」
体外受精においては採卵という受精卵を獲得するステップと、移植という受精卵を子宮に戻すステップの大きく2段階に分かれます。なので、最初の受精卵獲得ができなければ移植のステップに進むこともできません。
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リプロダクションセンター「AMH(抗ミュラー管ホルモン)について」
今回は、AMHについてお話したいと思います。妊娠をご希望されている方の中では、AMHという単語を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。AMHとは、卵巣の中の胞状卵胞(エコー検査で、卵巣の中に黒い丸のように見えます)の顆粒膜細胞から分泌されるものです。
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リプロダクションセンター「知らないうちに精子の質が低下している?」
正常な精子の形成には適切な温度が必要で、体温よりも低い温度が最適とされています。しかし、昨今のテレワークの普及による在宅時間の増加や、長時間座りっぱなしの生活習慣が、陰嚢の温度を上昇させ、精子の質に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。
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リプロダクションセンター「ビタミンDと妊娠」
ビタミンDは、歯や骨を形成し、免疫機能を調整する役割を持つ、私たちの体に不可欠なビタミンの一つです。妊娠成立にとっても、重要なビタミンであることがわかっており、不妊治療の分野でも注目されています。
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リプロダクションセンター「超音波下卵管造影検査とは」
今回は不妊検査の一つである超音波下卵管造影検査についてお話ししたいと思います。子宮卵管造影検査(HSG:hysterosalpingography)は、子宮口から造影剤を流し、レントゲン検査を用いて、子宮の形の異常や卵管の異常の有無を確認する方法として、昔から一般的に行われている検査です
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もしかして「更年期障害」?と思ったら・・・
閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせた10年間を「更年期」と呼びます。閉経は12ヶ月以上月経が来ないことで判定されます。(子宮摘出後はホルモン値で判定)
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子宮の癌(がん)にも腹腔鏡手術
これまで長きにわたって子宮の癌には開腹手術が行われてきました。しかし開腹手術は術後の痛みが強く、見た目にも良くありません。
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不正出血とは
不正出血は、我々産婦人科医にとって、もっとも一般的な患者さんからの訴えであり、故にあらゆる産婦人科の病気を診断するにあたって糸口になる症状です。
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不妊治療に必要な栄養素
今回は妊娠と栄養についてお話ししたいと思います。 妊娠を目指している方にとって、新型コロナウイルスの蔓延で不妊治療の自粛期間があったり、様々な心配事などで、今まで以上にストレスがかかっていることと思います。
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『骨盤臓器脱』~あなたの骨盤は大丈夫ですか?~
女性の骨盤内にある膀胱、子宮、腟、直腸は骨盤の底にある筋肉や靭帯によって支えられています。この支えが緩むと支えられていた臓器が徐々に本来の位置から下がってきます。
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風疹と妊娠
風疹はウイルスによる急性の発疹性感染症で、免疫がない集団では、1人の風疹患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
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不妊治療と仕事の両立を目指して
女性が社会で活躍する機会も増え、晩婚化を背景に不妊治療をうける夫婦が増加しています。女性が妊活する時期は、仕事が充実する時期と重なり、不妊治療と仕事の両立を図ることが難しくなります。
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不妊症について
近年、女性の社会進出、価値観の多様化などにより、晩婚化、晩産化がすすんでいます。そのため不妊治療を受けるカップルも年々増加傾向にあります。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、不妊治療や検査をうけたことのある夫婦は5.5組に1組と言われています。
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これって月経不順?不正出血?
月経の異常を気にされて来院される方は非常に多くおられます。周期の乱れや、月経と無関係の出血、過多月経、そして月経痛など大変色々な症状の訴えがあります。今回は月経の基礎知識をお話ししたいと思います。それでは正常の月経とはいったいどのような定義になっているのでしょうか。それは・・・
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若い女性の敵、子宮頸がん!
子宮頸がんは若年女性(20~39歳)に発症する悪性腫瘍で乳がんに次いで多く、世界で年間96万人が罹患する。また、最近の日本での調査によれば、妊娠に合併する悪性腫瘍では断トツの第1位を占めたことが明らかにされた。
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早いご妊娠のために
妊娠に大切な3要素は①排卵の有無、②卵管の機能、③精液所見です。
広報紙
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vol.80 2025年2月1日号
- 巻頭:新百合ヶ丘総合病院 産婦人科 部長/リプロダクションセンター 部長
田島 博人 医師 - 主な腹腔鏡下手術
- 産科医療への取り組み
- 不妊治療・体外受精への取り組み
- 巻頭:新百合ヶ丘総合病院 産婦人科 部長/リプロダクションセンター 部長
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vol.51 2022年4月1日号
- 巻頭:新百合ヶ丘総合病院 産科部長
樋口 隆幸 医師 - 胎児超音波検査
- 無痛分娩
- 産後ステイ
- 巻頭:新百合ヶ丘総合病院 産科部長

