整形外科
当科の特徴(概要)
整形外科では、スポーツや事故による骨折や靱帯断裂などのけが、変形性膝関節症や変形性股関節症などの慢性疾患、関節リウマチ、骨軟部腫瘍、骨粗鬆症を当科では診療します。
変形性膝関節症や変形性股関節症などの慢性疾患に対しては、他院で消炎鎮痛剤やリハビリなどの保存治療(手術をしない治療)が無効であった患者さんに手術治療を提供致します。
関節リウマチに対しては、生物学的製剤を含めた薬物治療を行います。進行してしまった関節変形に対しては手術治療を行っています。
骨腫瘍や軟部腫瘍は比較的稀な疾患ですが、幅広い年代に発生し、特に悪性腫瘍では初回治療が予後を左右しますので、専門の医師が正確な診断を行います。
対象疾患・症状
- スポーツや事故による骨折や靱帯断裂などのけが
- 変形性膝関節症や変形性股関節症などの慢性疾患
- 関節リウマチ
- 骨軟部腫瘍
- 骨粗鬆症
ひざの痛みについて
変形性膝関節症
股関節の痛みについて
変形性股関節症
肩の機能障害
- 五十肩(≒肩関節周囲炎)
- 腱板断裂・腱板損傷
- 変形性肩関節症
- 石灰沈着性腱板炎
- 反復性肩関節脱臼
ひざの機能障害(スポーツ障害)
膝関節の怪我(主にスポーツ障害を中心に)
- 半月板損傷(半月板断裂)
- 前十字靱帯損傷
- 膝蓋骨脱臼
主な治療法
変形性膝関節症の手術治療
変形性膝関節症の治療には保存治療(手術をしない治療)と手術治療があります。当科では、他院で保存治療が無効であった患者さんに、適切な手術治療を提供しています。
人工膝関節置換術
現在、変形性膝関節症の手術で最も多く行われているのが、人工膝関節全置換術です。 痛みの原因であるすり減った軟骨と傷んだ骨の表面部分を切除して、金属やプラスチックでできた人工の関節に置き換える手術です。痛みの大きな改善と、早期の回復が期待できる治療法です。
人工股関節置換術
人工股関節置換術とは、すり減った軟骨と傷んだ骨を切除して金属やプラスチックでできた人工の関節に置き換える手術です。
手術支援ロボットによる人工関節置換術
2019年9月より、新百合ヶ丘総合病院 整形外科では、ロボット手術を開始しました。今回導入したのは、MAKOの人工関節の手術を支援するロボットです。この先進テクノロジーを使ったロボット手術は、医師が操作をして動かすもので、傷んでいる骨を切除したり、人工関節(インプラント)の正確な設置をサポートします。
PFC-FD療法
当院では患者さん自身の血液(血小板)由来の成長因子を活用する治療法「PFC-FD療法」を行っております。