人工股関節置換術|人工関節手術|整形外科

当院の特徴

前側方進入法(Mini-One Antero-lateral Approach)

治療イメージ

中殿筋を一部切り離し、再度修復することで筋力をできるだけ維持します。

術後のリハビリテーション

術後翌日から、車いすにのったり、立位歩行訓練を可能な限り開始します。当科では極力筋肉を切らずに手術を行っています。当院では、術後1~3週間程度で杖歩行が安定し、階段が可能となり、退院します。もともと歩行能力が落ちてしまっている患者さんは、院内の回復期リハビリテーション病棟に転科し、最長で3か月程度リハビリを継続できます。

人工股関節置換術について

手術治療には人股関節置換術があります。人工股関節置換術とは、すり減った軟骨と傷んだ骨を切除して金属やセラミックでできた人工の関節に置き換える手術です。

人工股関節は金属製のカップ、骨頭ボール、ステムからできており、カップの内側には軟骨の代わりとなるプラスチックでできたライナーがはまるようになっています。骨頭ボールがライナーにはまることで、滑らかな股関節の動きが再現できます。

痛みの原因となるすり減った軟骨と傷んだ骨が人工物に置き換えられて痛みがなくなることで、日常の動作が楽になることが期待できます。

当院では、正確に人工関節の手術を行うために、日本ではまだ導入している病院が少ないロボット支援手術を行っております。

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