脂肪肝ドックのご案内
「脂肪肝ドック」とは
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ウイルス性肝炎(B型、C型肝炎)は、長らく日本人の肝臓病の中心でした。
その治療が 大きく進歩し、制圧が可能になってくるにつれ「脂肪肝」への注目度が高まっています。
脂肪肝はアルコール性と非アルコール性に分類されますが、非アルコールの中に NASH(ナッシュ:非アルコール性脂肪肝炎)という油断できない疾患があります。
日本人の3~5%に認められ、男性では30~40代、女性では50歳以降で急増します。
肝臓に脂肪が沈着するだけでなく炎症が加わり、進行性に悪化します。
また、肝硬変や 肝臓がんを合併することもあります。
肥満傾向の方やかつて脂肪肝を指摘されたが放置している方など、
ぜひ一度 「脂肪肝ドック」をご検討ください。
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「MRエラストグラフィー」とは(写真A参照)
脳ドックなどでお馴染みのMRI(核磁気共鳴画像法)のため、ほとんど苦痛はありません。
箱形のアクティブドライバーで空気振動を発生させ、円盤状のパッシブドライバーを通じてお腹に振動を加えながら撮影します。肝臓の硬さの分布をカラー表示で示すことも可能です。
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「ドックの内容」(写真B参照)
・血液検査で肝機能を評価するとともにウイルス性肝炎(B型、C型肝炎)の有無をチェックします。
・MRエラストグラフィーを用いて、肝臓への脂肪の付き具合や肝臓の硬さ(肝硬変への進み具合)を数値で評価します。
肝臓腫瘍などあればもちろん判ります。費用
38,500円(税込)
脂肪肝ドックのご予約はお電話にて承ります。
予約専用コールセンター
健診センター(予防医学センター)新百合ヶ丘総合病院 6階
受付時間 9:00~17:00 (日曜・祝日・当院指定の休日を除く)
※時期や時間帯によりお電話でのご予約が混み合う場合がございます。