心臓血管外科

当科の特徴(概要)

  • 心臓血管外科チーム
  • 当科では、心臓病と血管病の手術適応を有する患者さんのために診療しています。心疾患で心不全や不整脈に見舞われた方々、動脈瘤で破裂の危機にさらされている方々など、手術適応は多岐に渡ります。手術は全身麻酔による鎮痛、鎮静下に行うものがほとんどですので、眠っている間に終わる施術ということになります。言い換えれば、ご自身の体の中で行う大事な手術操作を、眠っている間に医療者側に任せるということですから、患者さんの立場からすれば、相当信頼できる外科医でなければ自分の手術を依頼できないのは当然です。私は年間約150人の患者さんに対して心臓、胸部大血管手術を執刀(あるいは指導的助手)していますが、その一人一人の患者さんが、われわれを信頼していただいた大切な方々で、手術に立ち向かわれたその勇気に敬意を込めて診療しています。

手術を余儀なくされた方々のために、本当の意味でのプロとして貢献したい。そのような想いで、2017年より当院の心臓血管外科診療を担当させていただいています。

対象疾患・症状

  1. 弁膜症や感染性心内膜炎に対する、弁形成術 弁置換術
  2. 虚血性心疾患に対する、冠動脈バイパス手術 心筋梗塞合併症手術
  3. 大動脈疾患に対する、人工血管置換術 急性大動脈解離に対する緊急手術
    ※ステントグラフト留置術は当院、血管外科にて施行されています。
  4. 不整脈に対する、アブレーション手術(メイズ手術)
  5. 成人先天性心疾患に対する、修復手術
  6. その他の心臓手術