リハビリテーション科コラム

ウォーキングで健康維持

リハビリテーション科 理学療法士 上野 三夏

2022/11/8掲載

  • ウォーキングで健康維持
  • 10月になると「秋晴れ」というように過ごしやすい天候が多いため散歩がしやすい季節だと思います。散歩に行く際に「歩数」は気にしたことはありますか?

    日常生活での活動量が多い方や運動をよくされる方は、病気の罹患率や寝たきり、死亡率が低いことが知られています。

また、海外の研究では歩数が1000歩増えるとウエスト周囲径は10%減少するといわれ、ダイエットやメタボ予防にも効果的であることが分かっています。(健康長寿ネット)

歩数と病気の関係

下記の表のように健康長寿ネットでは歩数と時間、予防できる可能性のある病気等をまとめています。

歩数 早歩き時間 予防(改善)できる可能性のある病気・病態
2000歩 0分 寝たきり
4000歩 5分 うつ病
5000歩 7.5分 要支援・要介護
認知症(血管性認知症、アルツハイマー病)
心疾患(狭心症、心筋梗塞)
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
7000歩 15分 がん(結腸がん、直腸がん、肺がん、乳がん、子宮内膜がん)
動脈硬化、骨粗鬆症、骨折
7,500歩 17.5分 サルコペニア、体力低下(特に75歳以上の下肢筋力や歩行速度)
8,000歩 20分 高血圧、糖尿病、脂質異常症
メタボリックシンドローム(75歳以上の場合)
9,000歩 25分 高血圧、高血糖
10,000歩 30分 メタボリックシンドローム(75歳未満の場合)
12,000歩 40分 肥満

運動するときに心がけることとして、【なんとか会話が出来る程度】での負荷量が強すぎず無理のない範囲で実施するようにしましょう。

そして、朝にウォーキングをする方が多いかもしれませんが、1番良い時間帯は夕方の16~18時の体温が1番上昇する時間です。朝は水分が足りてなくそのまま運動するのは脱水症になる危険性が高く脳卒中や心疾患を発症する可能性も出てくるため注意しましょう。
また、朝に運動する方はしっかり水分を摂り、準備運動を行ってから家を出るようにしましょう。

【参考】東洋経済新聞 東京都健康長寿医療センター研究所 運動科学研究室長
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