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本格的な冬の季節になり、より一層背中が丸まってきてはいませんか?
また、在宅ワークや外出自粛などで自宅で過ごす時間が増えたことで、日常生活の中でも姿勢が悪くなることが増えてきています。
良く、「いい姿勢でいましょう!」と言う言葉を耳にしますが、今回はそのいい姿勢とはどんな姿勢なのかをご紹介したいと思います。
いい姿勢とは
- 力学的に安定であること
- 生理学的に疲労しにくいこと
- 医学的に健康であること
- 心理学的に心地よいこと
- 美的に美しいこと
- 作業からみて効率がよいこと
実際の立っている姿勢でいうとどんな感じ?
横からみたとき
乳様突起(耳垂の後ろ)、肩峰(肩関節の前方)、大転子、膝関節の前方(膝蓋骨後面)、外果の前方(くるぶし)が一直線になる姿勢と言われています。
背中からみたとき
後頭隆起(後頭部)、椎骨棘突起(背骨)、殿裂(お尻の割れ目)、両膝関節内側の中心、両内果(内くるぶし)の中心が一直線になる姿勢と言われています。

簡単な姿勢チェックをしてみましょう!!
壁に背中を付け、顎を引いて立った時に、「頭」「肩甲骨」「お尻」「ふくらはぎ」「かかと」が付けばいい姿勢です!

腰に手がすっぽり入ってしまう、頭が付かないと言った場合は、猫背や反り腰、ストレートネックなどの「悪い姿勢」となり、腰痛や肩こり・頭痛の原因となってしまいます。
また、姿勢が悪いと老けて見えてしまう、血流が悪くなる、基礎代謝が下がる、疲れやすくなるなどのデメリットも沢山あります。
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出典: 竹井仁 「姿勢の教科書」
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姿勢をよくするためには、首・肩周り・股関節周りのストレッチ、抗重力筋と言われる「腹筋」「大腿四頭筋」「脊柱起立筋群」「大殿筋」「下腿三頭筋」等の筋力をつけることが大切です。