リハビリテーション科コラム

アイフレイルとは?原因・放置するリスク・予防について

リハビリテーション科 理学療法士 斉藤 真慧

掲載日:2026年1月27日

はじめに

アイフレイルとは、加齢に伴う目の機能低下が始まった状態を指し、健康な目と視覚障害の中間に位置づけられます。老眼や白内障などの病気と診断される前段階で、視力・ピント調節力・コントラスト感度などが少しずつ低下していきます。放置すると視機能障害へ進行し、生活の質(QOL)や健康寿命に影響する可能性があります。

なぜ起こる?アイフレイルの原因

主な原因は加齢ですが、以下の要因が進行を早めることがあります。

  1. 紫外線やブルーライトなどの外的刺激
  2. 生活習慣(睡眠不足、喫煙、栄養不足)
  3. 眼疾患(白内障、加齢黄斑変性など)の初期変化

アイフレイルを放置するとどうなる?

  • アイフレイルの原因
  • アイフレイルを放置すると、視力低下や視野狭窄などが進行し、段差でつまずきやすくなる、標識を見落とすなど日常生活に支障が出ることがあります。重度の視機能障害に至ると健康寿命を縮める可能性も指摘されています。

アイフレイルを防ぐためのポイント

アイフレイルは早期発見と生活習慣の見直しで進行を遅らせることができます。

  1. 定期的な眼科検診:40歳以降は特に重要
  2. 適切な照明環境を整える
  3. バランスの良い食事(抗酸化作用のある緑黄色野菜など)
  4. 紫外線対策(サングラス・帽子)
  5. 目の休息:スマホ・PC使用時は「20-20-20ルール」を意識
    →「20-20-20ルール」とは20分ごとに、20フィート(約6m)先を、20秒見るという、アメリカ眼科学会が推奨する目の休息法。

やってみよう!アイフレイルチェック

アイフレイルチェックリスト

(日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイトより引用)

チェック結果

【チェックが0の方】
あなたの目は今のところ健康です

【チェックが1の方】
目の健康には懸念がありますが、直ちに問題があるわけではありません

【チェックが2の方】
アイフレイルかもしれません。一度眼科相談医にご相談ください。

【引用・参考文献】
・日本眼科啓発会議 アイフレイル啓発公式サイト
・アメリカ眼科学会