よくいただく質問|緩和ケア病棟のご案内

よくいただく質問

緩和ケア病棟にはどのような人、どのような時期から入院できますか?
手術や抗がん剤などの治療を行なうよりも、苦痛症状を緩和する治療を望まれている方が入院の対象となります。時期に関係なく入院は可能です。症状が安定したらご自宅へ帰ります。
告知しないと入院できないのでしょうか?
ご自分の病気について知らないと、残された時間を最大限有効に使うことができません。
治癒が期待できない病状であること、緩和ケアとは何かを知った上で入院を希望されていることが望ましいと考えています。緩和ケア病棟では、患者さんから病状について尋ねられた場合、原則として事実に基づき、患者さんの状態を勘案しながら、お話しします。
緩和病棟への希望時、受診にかかる費用について
相談料金:30分 5,500円(税込)
以後30分毎に 5,500円
輸血や点滴など医学的治療について
緩和ケア病棟では、抗がん剤などのがんそのものに対する治療や輸血は行いません。
一般的に、苦痛の原因をつきとめるためのレントゲンや血液検査、全身状態を維持するために点滴は行います。
また、必要に応じて、症状緩和のための腹水や胸水の除去、胃管の挿入などの外科的処置や緩和的放射線治療を行うこともあります。
心電図や酸素のモニターについて
私たちが最も大切にしたいことは、できる限りご自宅に近い環境、自然な形で患者さんとご家族が最期の時を共有できると考えています。医療者がまわりを取り囲むより、長い間一緒に過ごされたご家族あるいはかけがえのない時間を患者さんと共有された方々が親しく声をかけて差し上げる方が望ましいと考えています。
心電図や酸素などのモニターは、このような場合の妨げになることが多いようですので、あえてつけないようにしています。
延命治療について
患者様に負担を強いるような心臓マッサージや人工呼吸、昇圧剤などの薬剤投与などの延命処置は行いません。
民間療法について
緩和ケア病棟の医師や看護師からお勧めすることはありません。
ご本人が望んだ場合、使用されることもありますが、医学的にみて明らかに体によくないと思われるもの、他の患者さんのご迷惑になるものなどはお断りすることもあります。
詳しくは、ご相談ください。
付き添いの方の食事について
使用時間の制限はありますが、家庭用キッチンが備えてあります、キッチンをご利用いただくか、病院のレストランや売店をご利用下さい。
病棟内キッチンの利用時間は、朝8:00~20:00です。
飲酒、喫煙について
喫煙は院内敷地内いかなる場所においても禁止です。
飲酒は主治医の許可があれば個室ご利用の方のみ可能です。ご家族の飲酒は認めておりません。
周囲に対し迷惑となる行為はおやめ下さい。くれぐれも節度のある行為をお願いいたします。
家族室について
洋室と和室の2室ご用意があります。
入院費はどのくらいかかりますか?
入院費についてはこちらをご覧ください
個室料金はどのくらいかかりますか?
個室は2種類ございます。
・個室部屋(バス・トイレ・洗面所つき)20,000円(税別)
・個室部屋(トイレ・洗面所つき)10,000円(税別)