O-armイメージングシステムとは

O-armイメージングシステムとは

O-armイメージングシステムは、アルファベットの『O』という形を模した、手術中に撮影できる画像システムです。
X線を用いた高精細な透視画像と、CTのような三次元(3D)画像が、これまで確認しにくかった箇所まで手術中に映し出すことが可能となります。

O-armイメージングシステムの特長

  1. O-armイメージングシステムイメージ図

  2. リアルタイムに高精度な3D画像を確認しながらの手術を実現

    O-armとは、可動式のレントゲン、CT(コンピューテッド・トモグラフィ)を撮像できる機械です。O-armイメージングシステムのCT画像は、0.0数mmの誤差と高性能。 3D画像をもとにしたナビゲーションシステムにより推体を3方向からリアルタイムにモニタリングできるので安全で確実な低侵襲性脊髄手術が可能です。これとナビゲーションシステムを併用することで、手術中に撮像した画像をもとに精度の高い手術を行うことができます。

    脊椎手術で威力を発揮し、スクリュー挿入等の手術手技を正確に行い、手術直後に手術結果の確認が出来るなどのメリットがあります。

    当院では当院で推進している低侵襲手術に応用するとともに侵襲の大きい手術に使用することで精度を高くし負担を少なくするためにO-armを使用しています。

被ばく線量はCTとほぼ同等

O-armイメージングシステムでは、頻繁にX線透視を使わないため患者・スタッフの被曝も低減でき、これまで
検査で使用しているCTとほぼ同等です。