婦人科腫瘍外来

婦人科腫瘍外来とは

婦人科がんの早期発見に力を注ぎ、それによって当科が得意とする腹腔鏡手術などを駆使し、患者さんに優しいがん治療を提供します。また、診断、治療方針にお悩みの方へのセカンドオピニオンも随時施行します。

対象疾患・主な検査

  1. 子宮頸がん・前がん病変(異形成)の診断:検診で要精査とされた患者さんなどを対象に細胞診、コルポスコピー、組織診、HPV検査などにより確定診断し、適切な治療方針を提示します。
  2. 子宮体がんの診断とスクリーニング:内膜細胞診・組織診、経腟超音波検査などにより子宮体がんの早期診断を目指し、侵襲の少ない腹腔鏡手術による治療を優先的に行います。
  3. 卵巣腫瘍の診断:内診、超音波検査、MRI、CT、PETを駆使して卵巣腫瘍の良悪性の鑑別、適切な治療を指示します。

婦人科がんのセカンドオピニオン

婦人科がん(前がん病変)の診断、治療方針、妊孕性温存の可能性など、女性の腫瘍に関する医学的相談に応じます。
セカンドオピニオンについてはこちらから

患者さんへ

子宮頸がんは若年女性(20~39歳)に発症する悪性腫瘍で乳がんに次いで多く、最近の日本の調査によれば、妊娠に合併する悪性腫瘍で断トツの第1位となっています。子宮体がんは50歳代がピークですが、生活様式の欧米化に伴い30年前に比べ5倍に急増しています。また卵巣がんも同様の理由で顕著な増加がみられています。これらの婦人科がんから大切な命を守るためには、早期発見が大切であり、そのためには正確な診断が不可欠です。そしてできる限り患者さんに優しい腹腔鏡手術などによる低侵襲医療を適応したいと思っています。お役に立てれば幸甚です。

診療日

  1. 火曜日 13:50~16:00

諸事情により変更・休診になることがございます。
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外来診療予約専用TEL(通話料無料) 0800-800-6456

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