地域情報誌 タウンニュース 2026年9月10日掲載記事より

たかが湿疹、されど湿疹

皮膚科 部長/皮膚疾患研究所 所長 秋山 真志医師

湿疹は「そのうち治るだろう」と放置せず、早めに積極的に治療することが大切です。

かゆみにより掻破(そうは)を繰り返すと、さらに湿疹が悪化するという悪循環に陥ります。掻かずに、適切な外用薬を塗れば良くなります。逆に、外用薬を塗らずに掻き続けると悪化します。かゆみを我慢して掻かずにいるのはとても大変ですが、少しでも掻破を減らそうと心がけることが重要です。

湿疹と掻破による皮膚バリア機能の低下は、皮膚からのアレルゲンの侵入によるアレルギーの成立を促し、食物アレルギーなどのアトピー・アレルギー性疾患の発症と悪化につながることがあります。湿疹によるかゆみは、私達のQOLを大きく低下させることもあります。早期から適切な治療を行い、かゆみの悪化を防ぎましょう。

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