地域情報誌 タウンニュース 2026年1月15日掲載記事より

肥満症治療の進歩

糖尿病・内分泌代謝内科 医長 山根 貴裕

肥満症治療の進歩

厚生労働省の調査によると、20歳以上の人の肥満の割合(BMIが25kg/平方メートル以上)は男性31・5%、女性21・1%で、男性では増加傾向にあります。肥満に加えて肥満に関連する健康障害を合併している場合は肥満症と定義されますが、2024年2月、これまで糖尿病にしか適応がなかったGLP-1受容体作動薬が肥満症に対して適応となりました。

週1回の注射により減量効果が期待できます。保険適応で処方できる施設は限られますが、当院は処方要件を満たす施設として多数の患者さんを治療しています。BMIを含めた細かい要件があり、肥満がある方全員に処方できる薬ではありませんが、肥満を放置すると様々な健康障害をきたすことがあります。気になることがあれば医師にご相談ください。

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