血管外科で診る疾患
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血管外科は比較的新しい診療科であり、専門外来を行っている病院は未だに多くありません。血管外科では脳と心臓以外の全身の血管病に対して診療を行っており、主な対象疾患は、破裂を来たすと命に係わる動脈瘤、血流障害を来たす動脈閉塞性疾患、足の倦怠感やむくみを来たす下肢静脈瘤などが該当します。
血管病の治療は生活指導、運動療法、薬物療法と共にカテーテル治療、外科的手術や、それらを組み合わせたハイブリッド治療という選択肢があります。これらの疾患は多様な症状を伴うことから、他の病気と間違えられたり、見落とされてしまうことも少なくありません。
もし血管病についてご心配になられる場合には、経験豊富な血管外科専門の医師にご相談することをお勧めします。