地域情報誌 タウンニュース 2021年08月号 掲載記事より

胸の痛みは早期受診を

循環器内科 医長
福島 琢

  • 狭心症は、心臓に栄養を送る血管が動脈硬化により細くなり、心筋の血液が不足する病気です。血管が閉塞すると、急性心筋梗塞という致命的な病気に進行する可能性があります。

典型的な症状は、「ぎゅっと締め付けられるような胸の痛み」ですが、胃の不快感や肩や腕、歯の痛みとして症状が出る方もいます。胸痛のある方は、検診の心電図や心エコーに異常が無くても、狭心症が隠れていることがあります。専門病院で詳しい検査(運動負荷心電図や心臓CTなど)が必要です。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、外での運動習慣がなくなり、生活習慣が乱れている方が数多くいらっしゃるのではないでしょうか。動脈硬化が進行している可能性もありますので、胸痛がある方は、早めの受診をご検討ください。