リハビリテーション科コラム

体温の低下に気をつけましょう

リハビリテーション科 作業療法士 萩原 なつ子

掲載日:2024年10月9日

体温が下がる原因と対策

  • 体温の低下に気をつけましょう
  • 気温が大きく下がるこれからの季節は体温が下がりやすいです。低体温は免疫力の低下につながると言われています。身体の免疫機能が低下すると、細菌などの病原体に感染しやすくなります。

    低体温が続くと、さまざまな身体症状・健康被害が生じるため、対策が必要となります。

    体温が下がる原因は気温の低下のほかに、『ストレス』『急激な体重減少』『筋肉量減少』『過労による衰え』などがあります。

体温を上げるには毎日の入浴や適度な運動が必要となります。また運動を行い筋肉の代謝を上げることで、温まりやすい身体づくりになります。

身体を動かし体温を上げることで、全身のリラックス効果が期待でき、ストレスの発散や免疫力を高めるのに効果的であると言われています。

代謝を上げる運動とストレッチを紹介します

運動

代謝を上げる運動とストレッチ
  1. 両足を肩幅に開いて立ちます
  2. 4秒ほどかけてゆっくり腰を落とします
  3. 膝の角度が90度になるところまで落とします
  4. 4秒かけてゆっくりと元の姿勢に戻します

※バランスに不安がある方は、手すりや机に掴まって行ってください。

ストレッチ

  1. 椅子に座って背筋を伸ばします
  2. 両手を頭の後ろで組みます
  3. ゆっくり呼吸をしながら上半身を横に倒します
  4. 左右交互に繰り返し行います

上記の他にも、ウォーキングなどの軽い有酸素運動も効果的であると言われています。
自身にあったやり方で、健康的な身体づくりをしましょう。