デジタルマンモグラフィー

デジタルマンモグラフィーとは

  • デジタルマンモグラフィーとは
  • デジタルマンモグラフィーとは、乳がんの早期発見に役立つ、最新機器です。

    小さな腫瘍の陰影や微小な石灰化部分も捉える圧倒的な高画質の性能をもっています。
    早期乳がん発見に有用です。

    撮影時間を短縮し、受診者の身体的・心的な負担も軽減し、検査への抵抗感も軽減します。

デジタルマンモグラフィーの特長

当院では、3Dマンモグラフィとして新しい撮影方法が可能

デジタルトモシンセシスの導入

デジタルトモシンセシスとは、圧迫された乳房を短時間でスキャンし、複数の角度で静止画像を収集する三次元(3D)撮影技術のことをいいます。
厚い乳腺の場合、通常撮影では乳腺全体が白く写ってしまい、しこりに気づけないこともあります。
高い空間的分解能と広角での画像取得により、しこりの確認が可能となります。

デジタルトモシンセシス Digital Breast Tomosynthesis

デジタルトモシンセシスの特徴

乳がん検診の最先端検査機器であるD トモシンセシス(DBT:Digital Breast Tomosynthesis)をついに導入しました。まだ日本では,数十施設しか導入されていません。この機能を例えると,おにぎりの中身を調べるために,レントゲン撮影したと想像してください。おぼろげながら撮れた影で,梅干なのかサケなのか中身を推定するのが今までの撮影方法です。今回新しい撮影方法は、包丁でスライスして切った面を撮影するような新技術の方法です。厚い乳腺の場合,通常撮影では,乳腺全体が白く写り,しこりがわかりにくいことが多いです。つまり,通常撮影では,痛いだけで情報があまり得られそうもない,生理時期を選べない忙しい方にも最適です。
 被爆量は,通常撮影に加え断層撮影を行うので増加しますが、乳がん検診の被爆基準である3mGyを下回り、健康被害はありません。飛行機で外国に行くよりはるかに少ないです。

撮影時間は,通常の撮影に加えて10数秒かかるだけです。検査室に入って出て行く時間は,15分くらいです。

通常(2D)とデジタルトモシンセシス(3D)との画像比較

  • 通常(2D)とデジタルトモシンセシス(3D)1

  • 通常(2D)とデジタルトモシンセシス(3D)2