2020年10月号

リハビリテーションに関わる資格について

リハビリテーション科 理学療法士 依田 雅司

今回のコラムでは当院リハビリスタッフが保有しているリハビリテーションに関わる資格についてご紹介します。

①認定理学療法士

  • 認定理学療法士

  • 認定理学療法士とは、日本理学療法士協会という職能団体が認定している資格制度で、23領域ある専門分野を選択し、それら専門分野での理学療法士としての専門性をより高めていくことを目的とした資格です。

    日本理学療法士協会のデータによると、2019年7月時点での総会員数は123,138名、そのなかで認定理学療法士の取得者数は7,641名 全体で約6%ほどの保有率となっています。

②認定作業療法士

  • 認定作業療法士

  • 認定作業療法士とは、作業療法の知識や技能が一定水準以上あると認定された作業療法士のスペシャリストに与えられる資格です。

    日本作業療法士協会によると、2019年5月時点での作業療法士の総会員数は60,399名。そのうち認定作業療法士は1,060名と全体で約2%ほどの保有率となっています。

③日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士は、摂食嚥下リハビリテーションの基本的な事項と必要な技能を明確化し、それらの知識・技能の修得を目的とした資格です。

有資格者数は2020年現在で全職種3,136人、その中でも言語聴覚士が最も有資格者数が多く、1,133人となっています。

④3学会合同呼吸療法認定士

呼吸療法認定士とは「特定非営利活動法人日本胸部外科学会」「一般社団法人日本呼吸器学会」「公益社団法人日本麻酔科学会」という職能団体が合同で創設した認定資格です。3学会が共同で呼吸管理を行える医療人材のレベル向上と維持を目的とした資格です。

現在、呼吸療法認定士の取得者数は臨床工学技士約6,400人、看護師約26,000人、准看護師約500人、理学療法士約16,000人、作業療法士約1,400人となっています。

⑤心臓リハビリテーション指導士

心臓リハビリテーション指導士とは、チーム医療として心臓リハビリに従事するうえで、運動療法だけでなく再発予防に関連する食事療法といった生活習慣指導などの包括的なケアができる一定水準以上の知識、技能があると認定された者に与えられる資格です。

有資格者数は2018年8月時点で5,273名となっています。

以上が主なリハビリテーションに関わる資格となります。
今回のコラム担当の私も昨年度認定試験に合格し、認定理学療法士(運動器)を取得しました。
当院での保有資格者数としては、

①認定理学療法士 運動器    3名
循環     1名
地域理学療法 1名
計5名
②認定作業療法士 1名
③日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
④3学会合同呼吸療法認定士 2名
⑤心臓リハビリテーション指導士 2名

となっています。
今後も我々スタッフ一同、専門性を高め地域の皆様のサポートができるよう、精一杯尽力してまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。