SDGsへの取り組み|新百合ヶ丘総合病院
当院は、このたび「かわさきSDGSゴールドパートナー」に認証されました。
持続可能な開発目標(SDGs)を達成するため、「すべては患者さんのために」という病院理念のもと、医療活動を通じて何ができるかを改めて一人ひとりが考え、地域課題の解決に向き合っていきたいと考えています。
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信頼される医療の提供
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当院は、急性期から回復期リハビリ、緩和ケアまで、患者さんのさまざまな問題に対処できるよう、チーム医療による多角的な医療を提供しています。がん診療では先進医療を導入し、高度な医療を提供する体制を整えています。また、健康診断や人間ドックなどの予防医学は、病気の早期発見に役立っています。
主なとりくみ
サイバーナイフ、トゥルービーム、PET-CT、手術支援ロボットなどの先進医療の導入、予防医学の充実、院内感染対策、医療安全対策、厳正な情報管理
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地域に寄り添う病院
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川崎市北部の救急指定病院として、近隣の医療施設と協力し、川崎市、横浜市、町田市、稲城市にまたがる地域救急医療や全国からの高度先進医療の窓口として医療の向上に努めています。また地域のコミュニティや行政、各医療機関と連携し、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会を実現します。
主なとりくみ
365日受入れ可能な救急体制、地域連携課による地域の医療機関と連携強化、地域住民向けの健康講座やイベントの開催、地域のイベント参加、 SNSによる健康に役立つ情報の発信
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人や環境にやさしい病院
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環境負荷の削減に向けて、継続的な見直し・改善に努め、地球環境と医療活動の調和を目指します。また、神奈川県災害協力病院として、気候変動がもたらす災害に対処するための訓練や院外活動を行っています。
主なとりくみ
情報管理など電子化によるペーパーレス、電動自転車による訪問リハビリ、川崎市乗り合い送迎バス「チョイソコしんゆり」実証実験参加
神奈川県内の複数の病院と連携した災害医療訓練、DMAT-L(災害派遣医療チーム)による院外活動、災害支援ナース活動
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働きやすい職場を目指して
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休暇取得の推進や研修制度の充実など、働きやすい職場を目指します。また、医療人として専門性の高い医療を提供するためのキャリアアップを推進します。
主なとりくみ
雇用機会における多様性の尊重、障害者雇用
長時間労働の是正、有給休暇取得の推進、柔軟な勤務シフト
勉強会・院内研修の実施
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持続可能な開発目標( Sustainable Development Goals )とは
貧困、気候変動、人種・性差別、働き方などのさまざまな問題が顕在化する中、持続可能な社会を作るために、2015年に国連が定めた国際目標です。2030年までに解決すべき優先課題として、17の目標と169のターゲットが示されています。現在、目標を達成するために、政府や自治体だけでなく、民間企業においても取り組む気運が高まっています。