腎臓では、1日に約140リットルもの「尿のもと」が作られています。そのうち99%は体内に再吸収され、わずか1%が尿として外へ排出されることで、老廃物や余分な水分を取り除いています。
本来、血液中のタンパク質や赤血球が尿に混ざることはありません。しかし、腎臓がダメージを受けるとこれらが漏れ出し、放置すると悪化して元に戻らない傷痕(瘢(はん)痕(こん))となり、腎機能を低下させてしまいます。ただし、早期に対処できれば傷を残さずに改善することも多いのです。
腎疾患は血尿などの目立つ症状がないまま進むことも多いため、微細な異変を察知できる健康診断が欠かせません。もし尿の異常を指摘されたら、軽視せず早めに医療機関を受診してください。