あなたの腎臓を守ろう

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腎臓は体内の余分な水分、塩分、老廃物を尿として排出する重要な臓器で、その機能が低下した状態を慢性腎臓病(CKD)と言います。その数はなんと1300万人、成人のおよそ8人に1人がCKDと言われ、新たな国民病として知られています。
腎臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、早期のCKDでは自覚症状はほとんど現れません。早期であれば治療可能なこともありますが、腎臓の機能が一度低下すると元に戻すのは困難です。CKDは尿検査や血液検査で早期発見できるため、健康診断の受診が重要です。
健康診断で尿蛋白、尿潜血が陽性、また腎臓の機能の指標であるクレアチニンが高いと指摘された際は、たとえ症状がなくても、お近くの腎臓専門の医師に相談することが望ましいです。