2023/10/3掲載
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夏になると紫外線が強くなり、日焼け対策をする方が多いと思います。ですが、紫外線に含まれるビタミンDは健康維持に繋がっているのです。
ビタミンDとは
ビタミンD2〜D7の6種類あります。D4〜D7は食品には含まれず活性化も低いため、 ビタミンD2とD3に大きく分けられます。
日光との関係性
ビタミンDは我々の体の中で作られています。皮膚が紫外線を浴びることで、皮膚にあるプロビタミンD3という物質が、体内でビタミンDに変わり、肝臓に蓄えられます。
ビタミンDの吸収と働き
ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変化し、主に体内の機能性タンパク質の働きを活性化させることでさまざまな作用を及ぼします。ビタミンDの生理作用は、正常な骨格と歯の発育促進・免疫機能の調節が挙げられます。
ビタミンD摂取の必要性と有害性
健康な生活を送るために必要な量のビタミンDを日光浴だけで得ようとすると、住む地域よっては長時間となりシミや皮膚の黒化、場合によっては皮膚がんなどの原因になります。魚やキノコ・サプリメントなどからのビタミンDの摂取を併用しつつ、1日に20〜30分程度の日光浴を実施して骨を丈夫にし免疫機能の調節を促進させ健康体を作りましょう。
【引用】
国立環境研究所
国立環境研究所