漢方/未病外来

漢方/未病外来とは

漢方/未病外来とは、様々な症状に対して漢方薬を使った治療を行う外来です。

漢方薬が効く症状とは

具体的な症状としては、疲れやすい、風邪をひきやすいなどの虚弱体質の方、冷え症やのぼせなど、腰や膝の痛み、足のしびれやだるさ、夜間頻尿などの加齢の症状、イライラ、不安、落ち込み、動悸、息苦しい、のどの不快感などのストレス症状、月経痛や月経不順、更年期障害などの女性の症状、アレルギー性鼻炎や頭痛、めまい、肩こり、むくみ、こむらがえりなど、様々な症状に使われています。また、つらい症状があっても検査では異常がない方にもよく使われています。漢方薬についてのコラムはこちらから

漢方薬と西洋薬の違い

漢方薬はいくつかの生薬(しょうやく)を決められた分量で組み合わせて作られた薬です。生薬は化学的に合成されたものではなく天然物であり、イメージとしては草の根っこや茎、木の皮や実などです。それぞれの生薬が多くの有効成分を含んでいるので、いろいろな生薬を組み合わせた漢方薬はひとつの薬でも様々な作用を持ち、複数の病気や症状にも効果があります。例えば風邪薬で有名な葛根湯は、肩こりやじんましん、乳腺炎にも効果があります。葛根湯はくずの根っこやシナモン、ナツメや生姜などの7種類の生薬で構成されていて、それぞれの生薬の相互作用で効果を現わします。漢方薬は生薬のハーモニーなのです。

また漢方薬の形には、昔ながらに生薬をグツグツ煮だして作る「煎じ薬」と、煎じ薬を乾かして顆粒などに加工した「エキス剤」というものが一般的です。煎じ薬が豆から淹れるコーヒーとすると、エキス剤はインスタントコーヒーのイメージです。当院の漢方/未病外来ではエキス剤を処方しています。

これに対し、西洋薬は化学合成されたもので有効成分が単一です。菌を殺したり、熱や痛みをとる、血圧を下げるなど一つの症状や病気に対して強い効果があります。このように漢方医学と西洋医学では使う薬も異なっており、それぞれ別の医学です。イメージとしては、西洋医学は病気の原因を調べてそれをピンポイントに治療し、漢方医学は症状から身体の不調和を見つけ、全体を整えて治療します。

患者さんへ

西洋医学と漢方医学のどちらが良いかではなく、それぞれに得意、不得意分野があるので、両方の得意分野を活かした治療をお勧めします。漢方治療に興味がある方は漢方/未病外来でご相談ください。

診療日

  1. 木・土曜日 14:00~17:00【予約制】

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