地域情報誌 タウンニュース 2020年7月号 掲載記事より

学童期以降の百日咳予防

小児科 医長
佐藤 公則(さとう まさのり)

百日咳は、長期間続く咳発作を特徴とする呼吸器感染症で、百日咳菌の感染により発症します。新生児・乳児が罹患すると、生命に関わることもある感染症で、日本では予防のため生後3カ月より百日咳含有ワクチンの定期予防接種が行われています(4回)。

一方で、近年、日本の定期接種で規定回数接種しても、その効果は学童期には低下してくることが明らかとなっています。日本小児科学会からも5〜6歳に5回目、11〜12歳で6回目の任意接種が推奨されるようになりました(自費)。

免疫を維持することは、自分を守るだけでなく、リスクの高い人へ感染させないという意味でも非常に重要です。上記年齢以外でも接種は可能ですので、接種の詳細についてはかかりつけ医にご相談ください。

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