2020年 8月号 栄養管理科コラム

夏メニューのご紹介

夏メニューのご紹介


夏メニューのご紹介

当院では6月~8月に夏メニューをご提供しています。

《メニュー》
盛岡じゃじゃめん、五目巾着の含め煮、茹でとうもろこし、梅ゼリー
(メニューに使用している夏が旬の食材)きゅうり、パプリカ、オクラ、とうもろこし


新百合ヶ丘総合病院では毎月2回行事食を提供しています。
旬の食材を使用したメニューや行事にちなんだ料理を提供し季節を楽しんでいただけるようなお食事作りを心がけています。

栄養メモ


【とうもろこし】

国内で出回るとうもろこしは、甘みの強いスイートコーンが主流で旬は6~9月頃です。収穫後、時間が経過すると甘味が減る為「鮮度がよいうち」に調理しましょう。
熟しているとうもろこしの見分け方は、ひげがふさふさで赤褐色に枯れており、ずっしりと重みのあるものです。また、皮が淡い緑色で筋がきれいに出ているものがよく成長していると言われています。美味しく食べるコツは、皮を剥くと鮮度が落ちるため、茹でる直前に皮を剥くことです。
とうもろこしの粒の胚芽部分(成長すると「芽」になる部分)には、ビタミンB群やカリウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。ビタミンB1、B2は糖質や脂質の代謝をスムーズにし、エネルギー代謝をよくするため疲労回復に役立ちます。

《糖質・脂質の代謝に役立つ ビタミンB1》
体内で糖質をエネルギーに変えるために酵素を助ける補酵素の不可欠な役割があります。摂取エネルギーの約半分をご飯などの糖質からとっている日本人にとっては大変重要なビタミンといえます。糖質は全身の神経系のエネルギー源でもあるため、神経の働きを正常に保つだけでなく、“精神安定やイライラ緩和”の効果も期待できます。
ビタミンB1が不足すると糖質の代謝がうまくいなかくなり、その結果、乳酸などの疲労物質が蓄積し、疲労や筋肉痛の原因になります。代表的な欠乏症は「脚気」です。現在、脚気にかかる人はほとんどいませんが、糖質やアルコールを多量にとる人、運動によるエネルギー消費量が多い人の中に潜在的なビタミンB1欠乏症の人がかなりいると考えられています。とりすぎた場合の過剰症は認められていません。

【ビタミンB1 1日の摂取基準】
成人男性:1.2~1.4~mg、成人女性:0.9~1.1 mg
とうもろこし100gあたり・・・ビタミンB1:0.15mg
とうもろこし1本(200g)あたり・・・ビタミンB1:0.3mg

【その他 多く含まれる食材】
豚肉、レバー、豆類、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)



<参考図書:最新決定版食材事典 学研プラス、栄養の基本がわかる図解事典 成美堂出版、日本食品成分表2015年版(7訂)、日本人の食事摂取基準2020年版>