2020年 7月号 栄養管理科コラム

暑気払いに最適!「みょうが」

今月の栄養メモ

【みょうが】

  • 新百合ヶ丘総合病院の行事食 春
  • みょうがは数少ない日本原産の野菜のひとつです。旬は、6~7月ごろは小ぶりな夏みょうが、8~11月ごろのやや大きいおが秋みょうがと言われています。
    みょうが独特の香りは、α(アルファ)ピネンという成分によるもので、この成分は食欲増進や血行促進・発汗作用などがあります。熱を冷ます作用もあり、暑気払いに最適です!!

さらに油料理の消化を助ける作用もαピネンには含まれており、オリーブオイルと合せれば、消化促進効果が期待できます。また辛みのもとは、ミョウガジアールという成分で、抗菌や解毒作用が期待できるほか、血栓予防に役立つ可能性もあることが最近の研究で発見されています。
みょうがにはマグネシウムなどのミネラルも含まれています。

《~マグネシウム~とは》
骨の成分として重要なほか、体内のあらゆる代謝をサポートしたち虚血性心疾患を予防するミネラルです。成人の場合体内の骨に全体の60~65%は含まれていると言われています。
主にカルシウムやリンと共に骨を構成する重要な成分で、慢性的に不足すると不整脈などを引き起こし虚血性心疾患のリスクが高まります。
豆腐などの大豆製品や海藻や落花生・アーモンドなどの種実類の多く含まれているので、手軽に摂取することができます。普通の食事で過剰摂取になることはありませんが、医薬品として下剤に使われるように過剰にとると下痢起こします。

【1日のマグネシウム摂取基準】
成人男性:340~370mg、成人女性:270~290mg
【マグネシウムを多く含む食材の栄養成分】
◎みょうが30g(3個)当たり
エネルギー4kcal、たんぱく質0.3g、脂質0g、炭水化物0.8g、マグネシウム9mg
◎アーモンド30g(約25粒)当たり
エネルギー182kcal、たんぱく質6.1g、脂質16.2g、炭水化物6.2g、マグネシウム93mg

<参考図書:最新決定版食材事典 学研プラス、栄養の基本がわかる図解事典 成美堂出版、日本食品成分表2015年版(7訂)>

夏メニューのご紹介

  • 夏メニューのご紹介

  • 当院では6月~8月に夏メニューをご提供しています。

    《7月7日夕食メニュー~七夕~》
    ・七夕ちらし
    ・すまし汁
    ・魚のおろしソースがけ
    ・七夕ゼリー
    (メニューに使用している夏が旬の食材)
    きゅうり、パプリカ、なす、みょうが(すまし汁)

新百合ヶ丘総合病院では毎月2回行事食を提供しています。
旬の食材を使用したメニューや行事にちなんだ料理を提供し季節を楽しんでいただけるようなお食事作りを心がけています。