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2018年10月号-2

自主練習を継続するコツ!

リハビリテーション科 理学療法士 秋山 真奈美

今年の夏は連日猛暑日が続き、冷房無しでは過ごせないような暑さが続きました。外来のリハビリテーションを担当している私は、「暑くて外に出られなくて運動しなかった」といったお声もたくさん聴いてきました。暑さだけではなく、「毎日運動するのが面倒」「最初は頑張っていたけど続かない」など自主練習を続ける難しさを痛感しています。そこで、今回は継続が苦手な方へ自主練習を継続するコツをお話ししようと思います。

まず、自主練習を何の為にやりたいと思っているのかよく考えてみてください。脚の力を付けたいから、歩けるようになりたいからなど理由は様々だと思います。ただその先には家族に迷惑をかけないようにしたい、旅行に行きたいなど明確な目標も一緒に存在していると思います。なるべく具体的な目標があると練習しようという意欲に繋がります。

次に自主練習のメニューについてですが、内容は何でも構いません。自分に必要だと思うことをやってみてください。問題は回数と頻度です。頑張ろうという意欲が高ければ高いほど、スクワット100回や毎日ウォーキング5kmなどと張り切ってしまいがちでありますが、それが続かない原因です。何事も普段行っていないことを始めるのは大変な事です。しかし、はじめは簡単でいいのです。外来リハビリでも同様にお伝えしております。スクワット10回から、ウォーキングも500mから2日に1回のペースでも構いません。少し物足りないくらいからまずは3週間始めてみてください。気づいたら習慣となって無理なく続けていけるはずです。

そして最後に、一番大事なことは自分で自分の事を誉めてあげることです。自分に甘くしてどうするんだと思われるかもしれませんが、自分のやってきたことは自分が一番知っているはず。ここまでよくがんばって続けられたなと振り返り認めてあげることでその次への意欲に繋がります。継続してきたことに無駄な事は何一つありません。3ヶ月経った頃には小さな変化が見えてきて、その積み重ねで1年後には違う自分に会えると思います。

それでもなかなか継続できない、効果が実感できない。そのような方もいらっしゃるかと思います。1人で悩まずにまずは誰かに相談し、つらい思いを打ち明けてください。私たちリハビリテーション科スタッフ一同、少しでも皆様の力になれればと考えております。お気軽にご相談ください。