新百合ヶ丘総合病院

栄養管理科コラム 2019年11月号

2019年11月号

今月の行事食「文化の日」

栄養管理科 佐藤 直美

新百合ヶ丘総合病院の行事食


11月3日 テーマ「文化の日」

11月3日は文化の日です。日本国憲法が「公布(国民に対してこういった法律が成立したと公表すること)」された日を由来とする祝日になったのが由来です。 また「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日でもあるため、文化の発達に顕著な功績ある者には「文化勲章」というものが授与される親授式も行われています。

今回は、鮭や柿など今が旬の食材を使った献立にしました。炊き合わせには油揚げの肉詰め・かぶ・きぬさやが入っています。ワンポイントとして、芋ようかんの上には寒天でもみじの葉を演出しました!



【メニュー】鮭の炊き込みご飯・炊き合わせ・柿なます・芋ようかん


新百合ヶ丘総合病院では毎月2回行事食を提供しています。
旬の食材を使用したメニューや行事にちなんだ料理を提供し季節を楽しんでいただけるようなお食事作りを心がけています。

栄養メモ


【柿】

9~11月が旬の果物で熟すと渋くないものを甘柿、渋みが残るものを渋柿と呼びます。柿特有の渋みはシブオールというタンニンの一種で、アルコールの有害な作用を抑える働きが期待でき、二日酔いの予防に役立ちます。
またビタミンCも多く1日1個で必要量を補えます。(柿1個200g当たりのビタミンC140mg)


【ビタミンC】

ビタミンCは、コラーゲンの合成を助け、皮膚や骨・血管・筋肉などを丈夫にする働きがあります。この働きによって肌にハリやツヤを与え、シミ・老化の予防にも役立ちます。さらに白血球を活性化させて免疫力UPに効果的です。

ビタミンCは欠乏すると成人では壊血病、子どもでは骨の発育不良が見られることもあります。水溶性ビタミンであるビタミンCは過剰摂取しても体内に蓄積されずに尿などで排泄されてしまうため毎食食べものから摂る必要があります。

*成人(妊婦・授乳婦除く)のビタミンC食事摂取基準 目安量:100mg/日 

<参考図書:日本食品成分表2015年版(七訂)、日本人の食事摂取基準2015年版、栄養の基本がわかる図解事典:成美堂出版、最新決定版食材事典:学研プラス>