ホーム 栄養管理科コラム 「賞味期限」と「消費期限」は意味が違う?!

新百合ヶ丘総合病院

栄養管理科コラム

2019年3月号

「賞味期限」と「消費期限」は
意味が違う?!

お店で購入した食品には、安全においしく食べられる期間があり、袋や容器に「賞味期限」または「消費期限」が記載してあります。品質が保持できる期間により、以下のように使い分けられています。


賞味期限・・・品質が変わらずにおいしく食べられる期限

比較的長期保存できる缶詰、レトルト食品、ペットボトル飲料等、消費期限に比べ傷みにくい食品に表示されています。この期限を過ぎてもすぐに食べられない訳ではありません。製造してから3か月以上のもつものは「年月」で表示することもあります。



消費期限・・・未開封で記載された保存方法を守っていた場合に安全に食べられる期限

弁当、生めん、ケーキ等いたみやすい食品に表示されています。期限を過ぎたら食べない方がよい。



注)双方ともに、保存方法に注意!「直射日光を避けて…」「高温多湿を避けて…」と記載されている保存方法を守った上で期限内に食べることが前提です。また、記載期限は開封前の期限の為、開封後は期限に関わらず早目に食べることがすすめられています。

ちなみに、以前は製造年月日の表示が義務付けられていましたが、現在その義務はなく、加工食品は消費期限、または賞味期限のどちらかを表示することが義務付けられています。
表示期限をよく見て、食品を安全でおいしくムダの無いように食べましょう。

身体に役立つ知識:わかめの栄養

旬は3~5月。11月頃発芽し初夏に成熟しますが、若い程味が良いために春に水揚げされます。乾燥・塩漬けで保存が可能ですが「生わかめ」は旬の時期しか食べられない、春を告げる旬の味覚です。わかめのヌルヌル成分は水溶性食物繊維の「アルギン酸」と呼ばれるものです。アルギン酸は体内でナトリウムを吸着・排出して高血圧を予防、急激な血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える働きをします。他にも便を柔らかくする作用もありますので便秘症の方にもおすすめです。

~豆知識~

「わかめ」の語源の由来を知っていますか?「わか」は羽状に分裂した姿から、新生であることを表す「わか(若)」や分かれ出た意味の「わか(分)」と、海藻の総称「め(海布)」=「も(藻)」に通じる言葉、つまり新しく分かれ出た海布(め)という意味からきています。


【新百合ヶ丘総合病院 ある日のお食事】