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肝臓のトータルマネジメントをしています

肝臓外来

専門外来の特長

血液検査異常をはじめ、腹水、浮腫、がん、食道静脈瘤などをもたらす多種多様な肝疾患の診療をしています。 必要に応じて、他科との連携や入院での検査・治療をおこないます。

肝臓の検査

血液検査・・・一般の生化学検査のほか、肝炎ウィルスや免疫学的検査、腫瘍マーカーなども適宜測定します。

画像検査・・・腹部超音波(通称、エコー)を基本に、造影CT、造影MRIを駆使して診断します。当院の3.0T MRIでは、エラストグラフィーを追加することにより、肝硬度や脂肪化の補助診断も可能です。肝腫瘤の精密検査においては、専門医自ら造影超音波をおこなっています。この検査は喘息を理由にCT/MRIの造影検査ができない患者さんにも有用です。

組織検査・・・画像検査では鑑別が難しい腫瘤や、特殊な病気が疑われる場合には、肝生検/病理学的診断へと進めます。こちらは2〜3日の入院になります。

肝臓の治療

ウィルス性肝炎・・・B型肝炎やC型肝炎は治療薬の劇的な進歩により、一部を除いて外来治療が可能になりました。特にC型肝炎は8〜12週間の内服治療で95%以上のウィルス排除率が望めるうえ、副作用も軽微です。

肝硬変・・・あらゆる肝臓病の終末状態とされる肝硬変には根本的な治療がなく、多様な病態や症状に応じた投薬や処置が必要です。薬剤不応性の腹水に対しては、腹水ろ過濃縮再静注や腹腔静脈シャント留置など、腎臓内科や外科と連携して施行することもあります。

肝腫瘍・・・肝悪性腫瘍の多くは肝細胞癌であり、個々の病態に応じて推奨される治療法が変わってきます。当科では、局所療法(ラジオ波/マイクロ波焼灼、エタノール注入)、カテーテル治療(血管塞栓術)、抗がん剤内服治療を行っています。

食道胃静脈瘤・・・肝臓病が進行すると、門脈と呼ばれる血管の流れに変化が生じ、主に食道や胃の表面に静脈瘤という“血管のこぶ”ができやすくなります。静脈瘤は破裂すると吐血や出血性ショックの原因になるため、治療が必要です。内視鏡的結紮(けっさつ)術や硬化療法は当科で、カテーテル治療が必要な場合は放射線科と連携して治療しています。

患者さんへ

「健診で肝機能異常を指摘された」、「ほかの病気で検査をしたら、肝臓に影が見つかった」というのが、当外来受診理由の大半を占めています。精密検査後は経過観察で十分なことが多いので、心配し過ぎずに一度は専門医の診察を受けてみましょう。

診察日

◆水曜日 午前


諸事情により変更・休診になることがございます。あらかじめ、ご予約をお取りいただくことをお勧めいたします。

外来診療予約専用TEL(通話料無料)0800-800-6456

医師紹介

  • 椎名 正明(しいな まさあき)

    肝臓内科 部長

専門医/指導医 医学博士
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本医師会認定産業医