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糖尿病・内分泌代謝内科 糖尿病の治療

糖尿病の治療

糖尿病は、自覚症状が少ない病気です。きちんと血糖をコントロールすることはもちろん、合併症の定期的な検査も大切なポイントです。合併症の早期発見・早期治療についても怖がったりせず、進んで検査を受けることが大切です。

糖尿病の治療の「三本の矢」

食事療法(糖尿病治療の基本中の基本です)

○自分にとって適切なエネルギー量を摂取する
適切なエネルギー量は、年齢や性別、体格、日々の活動量などによって、一人ひとり異なります。主治医や栄養士に相談してください。

○栄養バランスのとれた献立を心がける
3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)をバランスよく摂ることです。不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維は意識して食事に取り入れていきましょう。

○1日3回、ほぼ均等量で規則正しく食べる
1日の総エネルギー量を出来るだけ均等に3食に分け、毎日決まった時間に食事をとることを心がけてください。

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運動療法

○1日20~30分以上、1日1万歩を目標に!

○日常生活に運動を取り入れる工夫を心がける
例)体操、水泳、階段を使う、一駅歩く

※注意点:運動中に激しい胸痛、動悸、めまい、関節や筋肉に強い痛みを感じた時は、運動を中止して主治医に相談してください。また、高齢者の場合、運動時の脈拍数を100拍/分以内にとどめるよう注意してください。

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インスリン治療

インスリン治療

通常、血液中のブドウ糖(血糖)は、インスリンが細胞に誘導されて血糖値を一定にします。 糖尿病の場合、インスリンが不足してブドウ糖が血液中にたまってしまいます。

インスリン治療は、この不足してしまうインスリンを補い血糖値を安定させる治療です。 血糖値をよい状態にコントロールし、正常な数値にする優れた治療法なのです。

治療につきましては、担当医の説明に従い、不明な点は遠慮なくご相談ください。

※詳しくは、糖尿病内科 教育入院でご相談ください。

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血糖値のチェックを

インスリン注射による薬物療法を行っている方は、血糖の状態によってインスリンや食事の調節が必要なため、きめ細かい血糖値のチェックが不可欠です。それには通院時の検査だけでは不十分であり、日常生活においても自分で血糖測定を行ってください。自分で血糖値を測る習慣が身につけば、適切な血糖コントロールに役立ち、病気に対する理解や治療への意欲も高まります。

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糖尿病合併症の治療法

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症の進行と主な治療法

※注意:長期間、血糖コントロールが悪い状態(高血糖)が続いた場合、急激に血糖を下げると網膜症が悪化することがあります。血糖コントロールの目安は医者の指示に従うことが大切です。

糖尿病腎症

糖尿病腎症の症状と治療法


糖尿病神経障害

○薬物療法(原因療法):神経に原因物質(ソルビトール)が溜まることと考えられ、この原因物質を作り出しているのがアルドース還元酵素という酵素なので、「アルドース還元酵素阻害薬」という薬でこの酵素の働きを抑え、神経障害の原因物質が生成されないようにします。

○薬物療法(対症療法):神経障害に伴う痛みやしびれに対する治療には、神経障害性疼痛治療薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、ビタミン剤、血流改善薬、不整脈薬などの薬剤を、症状に応じて適宜併用するなどの対症療法を行います。
※保険適応が認められていないもの(抗うつ薬、抗てんかん薬等)もあります。

○その他の療法:運動療法(理学療法)、マッサージ、入浴なども症状をやわらげる効果があるとされています。