各科紹介

呼吸器外科 手術について

手術について

呼吸器外科の小田誠医師は金沢大学付属病院での20年以上にわたる経験、ハイデルベルク大学Thoraxklinik Heidelberg(ドイツ)での1年3ヶ月間の臨床留学を中心にアメリカでのロボット手術短期留学、ニューハート・ワタナベ国際病院呼吸器外科立ち上げなど、肺がんを中心に、呼吸器外科疾患全般(気胸、膿胸、縦隔腫瘍、手掌多汗症など)を対象に6000名以上(肺癌3000名以上)の呼吸器外科患者さんの診断から治療まで携わってきました。

当院においても世界最高の医療を患者さんに提供することをこころがけております。
胸腔鏡を用いた体に優しい低侵襲手術から進行肺癌に対する拡大手術まで、患者さんの病気の状態に応じた治療を患者さんと一緒に悩み、相談しながら行っています。

胸腔鏡を用いた体に優しい低侵襲手術


肺の手術では肋骨の間から胸の中に入る必要があり、そのため胸を大きく開く開胸手術では肋骨を切断したり、胸腔鏡下手術でも胸の間にポートと呼ばれる円筒を留置することが必要です。
これにより肋間神経が障害されますので、胸の手術は一番痛い手術に分類されております。
 この疼痛を最小限に抑えるために胸に創のほとんど残らない肋弓下経横隔膜アプローチをわれわれは開発して100人以上の患者さんに施行してきました。
 この方法では、肺の一部を切除する肺部分切除では胸に3mmの創を2カ所にあける手術、区域切除肺葉切除では胸に5mmの創を3カ所にあける手術を行っております。
 他にもう一か所1.2㎝のポートを肋間以外の場所に留置します。
これらの手術により、9割以上の患者さんは術後2日~5日で自宅退院が可能な状態となっております。
 また、複数レベルでの肋間神経損傷を避けるために,1肋間にだけポートあるいは切開創をおいた単孔式手術も疾患に応じて施行しております。


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さらなる低侵襲化をめざした胸腔鏡手術およびロボット手術

助骨弓下経横隔膜手術

肋間操作による肋間神経障害に起因する疼痛を避けるために、肋間には最小径のポートを設け、
肋間以外の部位に主たる切開創を設けた胸腔鏡下手術


単孔式手術

複数の肋間にポートを留置することによる複数レベルの肋間神経損傷に基づく疼痛を避けるため、1つの肋間にだけポートあるいは切開創をおいた単孔式胸腔鏡下手術



ダビンチxiを用いたロボット手術風景

2019年4月1日より、肺がん及び縦隔腫瘍に対するロボット手術を保険適用で施行しております。

ダビンチxiを用いたロボット手術風景

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