入院のご案内

呼吸器外科

当科の特徴(概要)

お知らせ

  • 2020年5月11日
  • 呼吸器外科ロボット手術症例数が100例になりました(肺がん70例、縦隔腫瘍30例)
  • 2020年4月~
  • 肺がん肺区域切除術と、重症筋無力症に対する手術がロボット手術の保険適用追加となりました。
  • 2019年4月~
  • 肺がん肺葉切除術に対するダビンチXiによるロボット手術が保険適用になりました。
  • 2018年11月~
  • 縦隔腫瘍に対するダビンチXiを用いたロボット手術が保険適用になりました。
  • ダビンチxiを用いたロボット手術風景当院でのダビンチxiを用いたロボット手術風景
    小田医師

  • 当院呼吸器外科では「世界的視野にたった最高水準で最先端の医療を追求し、それを地域の皆さまの診療に活かしていく」所存です。
    小田誠医師は金沢大学付属病院勤務での20年以上にわたる経験、ハイデルベルク大学Thoraxklinik Heidelberg(ドイツ)での1年3月間の臨床留学、アメリカでのロボット手術の留学経験を基に24時間体制での呼吸器外科医療を目指していきます。

    呼吸器外科では肺がん(原発性、転移性)をはじめ、呼吸器外科疾患全般(気胸、膿胸、縦隔腫瘍、手掌多汗症など)を対象に診断から治療まで行っています。 特に肺がんは患者数が年々増加傾向にあり、治療法の選択肢も広がっています。現在では外科切除を受けた肺がん患者の5年生存率は69.9%と, 約7割の患者さんが5年以上生存できるようになりました。

    小田医師は「胸腔鏡手術」「ロボット手術」のパイオニアとして全国の若き呼吸器外科医の指導にもあたってきました。しかし、これら低侵襲手術のみにこだわることなく、病態に応じては開胸手術も選択するなど、確実で安全な手術が何よりも重要と考えております。 胸腔鏡手術やロボット手術から拡大手術まで、患者さんの病態、全身状態に応じて適切な治療法を患者さんと相談しながらすすめていきます。

    患者さんが安心して病気に向き合えるよう、紹介して頂いた先生方を始めとして当院の呼吸器内科・外科・心臓血管外科・病理診断科・麻酔科・放射線科・リハビリテーション科などと連携協力して、外来から退院後までサポートさせていただきます。

    「気診心診」、「病気ではなく病人をみよ」かつ「病人ではなく病気をみよ」の心構えを持ち、 「痛くない」すなわち「創のない」手術という「夢」の実現にむけて患者さんひとりひとりのより良き人生に向けてのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

対象疾患

  1. 肺癌(原発性、転移性)
  2. 縦隔腫瘍
  3. 気胸
  4. 膿胸
  5. 胸壁腫瘍
検診等で見つかった胸部異常陰影の精査も行っております。
原則として受診日に胸部CTスキャンを施行して今後の方針を説明いたします。

肺がんについて

肺がんとは

  • 肺がんの図

  • 肺は呼吸をするための器官であり、吸い込んだ空気から酸素を体内に取り込み、体内から二酸化炭素を取り出して口から吐き出す役割をしています。

    外から入った空気は、気管を通り、左右の肺に分かれたあとでさらに枝分かれし(気管支)、最後には酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞にたどり着きます。

    肺がんは、肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞がなんらかの原因でがん化したものです。進行するにつれてまわりの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れにのって広がっていきます。

肺がんの患者さんにみられる主な症状

咳(1か月以上空咳が続く)
呼吸困難(息切れ、息苦しさ)
体重減少
痰(量が増え、痰の色が濃くなる)
血痰(けったん)(血の混じった痰)
物が飲み込みにくい
肺炎や気管支炎を起こしやすい
首や顔が腫れることが増えた
疲労感が強い
胸の痛み
早期の肺がんは症状が出にくく、症状があったとしても「風邪やタバコのせい」だと思って気づかないことがあります。咳などの症状が続く場合には、医療機関を受診することをおすすめします。

肺がんの種類

肺がんには「小細胞がん」と「非小細胞がん」があります。 さらに、非小細胞がんを 「腺がん」、「扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん」、「大細胞がん」の3種類に分類しています。

肺がんは、大きく分けて「肺門部(はいもんぶ)」と「肺野部(はいやぶ)」に発生します。肺門部は肺の入り口の太い気管支のことで、扁平上皮がんが多く、肺野部と呼ばれる気管支の末梢から肺胞のある肺の奥の部分には、腺がんという種類のがんが大部分です。

肺門部のがんは喀痰細胞診や気管支鏡で見つけやすく、X線では見つけにくいのですが、反対に肺野部のがんはX線写真で見つけやすいがんです。

  組織型 多く発生する場所 特徴
非小細胞肺がん 腺がん 肺の奥の方 ・女性の肺がんで多い
・症状が出にくい
扁平上皮がん 肺の入り口近く ・ほとんどが喫煙者
大細胞がん 肺の奥の方 ・増殖が速いことが多い
小細胞肺がん 小細胞がん 肺の入り口近く ・ほとんどが喫煙者
・転移しやすい

検査内容

  1. CTスキャン
  2. MRI
  3. PET-CT
  4. 気管支鏡検
  5. 肺機能検査

診療実績

全身麻酔手術件数

全身麻酔手術件数