地域情報誌 タウンニュース 2020年10月号 掲載記事より

風疹と妊娠

産婦人科 医長
浅井 哲(あさい さとし)

  • 風疹はウイルスによる急性の発疹性感染症で、免疫がない集団では、1人の風疹患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。

    風疹への免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、眼や心臓、耳等に障害(先天性風疹症候群)をもつ子どもが出生することがあります。予防には、ワクチン接種が最も有効です。

    平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、公費でワクチン接種の機会がありましたが、昭和37年度〜平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度〜平成元年度に生まれた男性は受けていても1回です。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない可能性があります。

    妊娠をご検討しているカップルはぜひこの機会に風疹予防にご興味をお持ちください。

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