地域情報誌 タウンニュース 2020年4月号 掲載記事より

頸椎症(けいついしょう)って何?

脊椎脊髄末梢神経外科 医長
松岡 秀典(まつおか ひでのり)

変形性頸椎症は椎間板障害によるものであり、加齢や外傷による椎間板の退行性変性に基づく病態であることが知られています。近年では罹患する方も増加の一途をたどり、ごくありふれた疾患です。

肩甲骨周囲から上肢にかけての激痛で発症する「神経根症」と、 両手指先の痺れ感や細かい作業ができない、歩行時にふらつき感を生じるなどの症状を呈する「脊髄症」に分けられます。前者は頸椎カラーや内服薬による治療が功を奏することも多く、後者は進行すると手術が必要になる可能性が高いと言えます。

手術治療も最近では顕微鏡下手術の他に内視鏡単独の手術で治療可能なものもあります。手術はあくまで生活の質を向上させるという目的において有効であり、 困った時ほど専門家の病院受診をお勧めします。

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