ホーム 医療コラム前立腺がんとPSA検診について

地域情報誌 タウンニュース 2019年3月号 掲載記事より

前立腺がんとPSA検診について

泌尿器科 部長 伊関 亮(いせき りょう)

日本人の二人に一人はがんになるといわれていますが、なかでも前立腺がんは罹患率、死亡率ともに増加しており、2012年の年齢調整罹患率では男性は胃がんに次ぐ2番目の高さということがわかっています。
今後も高齢化や暮らしの欧米化なども影響し、増加が続くと予測されています。
前立腺がんは限局がんや局所進行がんといった転移のない時期に見つかれば根治も望めます。しかし転移があるがんではそれが極めて難しく、治療の選択肢も限られてきます。つまり、前立腺がんにおいては転移が起きる前にがんを発見し、適切な治療に繋げることが極めて重要です。

現在は当院を含め、採血のみで前立腺がんの可能性が判る「PSA検診」がオプション等で行われている医療施設もあります。PSA検診に限らず、がん検診については専門医に相談をお願いします。