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地域情報誌 タウンニュース 2016年12月号 掲載記事より

骨粗鬆症の骨折予防を!

整形外科 / 骨軟部腫瘍研究所 所長

別府 保男



骨の組織が、「鬆(す)」が入ったようにスカスカになり、骨折しやすくなった病気を骨粗鬆症と言います。

加齢などによる(女性の場合は、閉経後)骨量の低下や骨質の劣化のため、骨粗鬆症が起こります。日本の骨粗鬆症の患者数は1280万人(男性330万人、女性980万人)と推定され(2005年)、年々増加しています。女性では50歳代から急速に増えはじめます。

骨粗鬆症になると軽い衝撃で骨折を起こし、なかでも背骨におこる椎体骨折は背中が曲がる大きな原因になります。また高齢者に多い大腿骨頸部骨折では身体機能が低下し、介護が必要になり、さらに生命にも悪影響を与えます。骨粗鬆症の診断は骨密度を測定し判断します。

女性では40歳以上から、男性では60歳以上から自分の骨密度を調べ、骨の健康度合を知り、骨折を予防しましょう。骨密度検診をお勧めします。