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地域情報誌 タウンニュース 2016年10月号 掲載記事より

膵臓癌は早期発見が肝要

副院長 外科部長

田辺 義明



膵臓は身体の奥の方にあり症状が現れにくい臓器で、膵臓癌は発見された時に進行していることが多い癌です。それゆえ早期発見が望まれます。

症状としては、腹痛や背部痛、黄疸、体重減少、腹部腫瘤といったものがあります。また正常であった血糖値が急に高くなる、あるいは治療中にもかかわらず糖尿病のコントロールが不良になった場合には、膵臓癌の存在も考える必要があります。検査として、採血、腹部超音波、腹部CT、MRI、PET、超音波内視鏡検査があり、各検査を総合して判断していきます。治療としては手術、化学療法が中心で、癌の進行度と状態に応じて選択していきます。

膵臓癌は早期発見が困難な疾患のひとつですので前述のような症状や状態を認めた場合、早目の医療機関受診、相談をお勧めします。