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地域情報誌 タウンニュース 2016年06月号 掲載記事より

早いご妊娠のために

産婦人科 リプロダクションセンター 科長

田島 博人



妊娠に大切な3要素は①排卵の有無、②卵管の機能、③精液所見です。
①については基礎体温を付けて高温期があるか、その前の排卵期に帯下が増えるか、またその時期に市販の排卵検査薬が陽性となるか、月経周期が25~38日の間にあるかで、かなり自己判断が出来ます。

②については過去の骨盤内の炎症(クラミジアや内膜症など)、原因不明の下腹痛があった場合に卵管癒着や閉塞の可能性があり要注意です。③については不妊の実に半数が男性側原因です。やがては子どもが欲しいけれど仕事が忙しい、夫が非協力的、夫婦で真面目に妊娠のことを話し合ったことがない、などをよく聞きます。

早く動けば十分妊娠が出来たはずの患者さんも多くおられます。半年~1年で妊娠に至らない場合、専門医へのお早めの受診をお勧めします。