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地域情報誌 タウンニュース 2015年9月号 掲載記事より

しこりをつくらない乳癌とは

乳腺・内分泌外科 部長

篠﨑 登



乳癌の中にはしこりをつくらない癌があり、乳腺などの石灰化で、マンモグラフィーによって発見されるものと、乳頭からの異常分泌で発見されるものがあります。両者とも早朝の乳管内癌である場合が多いです。

石灰化は乳癌検診でしばしば指摘されます。一方、乳頭異常分泌で発見される乳癌の多くは、分泌液が血性の場合が多くみられます。乳管の壁に良性細胞や癌細胞が発生しての出血が原因なので、これも良悪性と責任部位を診断し治療します。

特にしこりがない乳癌は、自身で発見しにくいため、定期的な健診をおすすめします。